治しているのではない
私の意見ですが、整体では症状は治りません。
治しているのは自己治癒力であって、施術でできることはその手助けをすることです。
自己治癒力が働けるように、あくまでも身体の環境を整えることが整体の目的と言えるでしょう。
同じ施術を受けても良くなる人と悪くなる人がいるのは、治癒力の働き方に個人差があるからです。
受けた直後は良かったけどという場合は、その人の治癒力がうまく働いていないからです。
いくら身体が整ったとしても、多くの場合は環境が大きく影響しています。
例えば、明らかに仕事が影響しているのに、同じ仕事を続けていれば必ず症状はぶり返します。
長年のものがたった一回で良くなるというパターンは、結構珍しいパターンです。
私たちの仕事は、実はスポーツのレッスンに似ています。
健康になるためのコーチと言えるでしょうか。
コーチは相手に上達してもらうために、アドバイスをします。
それは身体の使い方だったり、メンタルへのコーチングでしょうか。
私たちは、体へ介入することによって健康への道筋を相手に提供します。
体のゆがみを整えて使い方を正し、日常生活へアドバイスをする。
私たちができるのは、自然治癒力を賦活し、健康への道筋を指し示すことなのです。
決して言い訳ではなく、良くならない理由には、自分の身体との付き合い方が根底にあります。
いくら名コーチにアドバイスをしてもらっても、本人が練習をしなければ上達はしません。
健康も自己治癒力も、結局は本人の意識次第。
施術でできることは、そのお手伝いにしか過ぎないのです。

