痛みの意味
痛みとは身体の異常を知らせるセンサーです。
身体は痛みを通して不具合が起こっていることを教えてくれます。
本来、痛みは無視するものではありません。
身体は優秀な機械です。
治癒力という自己修復能力があるため、放っておいてもある程度は良くなります。
そのため、現代人は忙しいため、痛みを軽視しがちかもしれません。
初めのうちはそれでも平気でしょう。
しかし、痛みを無視し続けていると水面下では問題が大きくなっていきます。
そして、痛みのセンサーが鈍くなっていき、次第に痛みを感じにくなってしまうのです。
痛みを感じなくなると一瞬良くなったように錯覚します。
しかし、臭いものにフタがされているだけで、どんどん原因は複雑化しています。
そして、ある時フタが外れて表出し、急に痛くなったように感じるのです。
痛みが無くなるというのは決して良いことではありません。
センサーが壊れた機械と一緒です。
壊れたまま使い続ければ必ず壊れます。
先日、患者さんで、痛みは我慢するものであると答えた方がいました。
痛みがあることは仕方がないことで、周囲の人も常にどこかが痛いと言っている。
私にとっては驚きの発言でしたが、指摘するまで全く疑問には思っていなかったようでした。
痛みとは身体からのSOSです。
そして、痛みとは、決して悪者ではなく人間にとって非常に有益な情報です。
身体は常に良くなりたがっています。
痛みとは我慢するのではなく、本来しっかりと向き合うべきものなのです。

