能力が上がれば負荷も増える
野球ファンの方はウキウキしているかもしれませんが、もうすぐキャンプインの季節です。
3月末からのシーズンに向けて各チームが動き出します。
去年はヤクルトが日本一に輝きましたが、今年はどのチームが栄光を手にするのでしょう。
選手たちはオフシーズンでも休まず練習を重ねていると言います。
しかし、選手によっては調整に失敗し、シーズン中、結果を残せないという残念なパターンもあります。
これは一体、どういうことが考えられるのでしょうか。
選手はやはり、来期に向けてのパワーアップを考えてトレーニングをします。
そして、オフ中にトレーニングを頑張り球速が2~3キロ上がったとします。
それは、トレーニング的には大成功でしょう。
しかし、パフォーマンスが向上したということは、身体への負荷も増えているということです。
今までと同じ練習をしていても、身体への負荷は今まで以上に増えています。
そのため、負荷に耐えられる身体ができるまでは、休息もしっかりと取る必要があるのです。
恐らく、調整に失敗した選手は、この負荷も増えるという意識が抜けていたのでしょう。
もし、球が速くなったことでさらにトレーニングの強度を増していたとしたら、目も当てられません。
本来は、プラスとマイナスを意識し、休息やケアに目を向けるべきなのです。
これはプロに限ったことではなく、中高生の部活動にも当てはまります。
日本ではひたすら練習することを美徳としていますが、休むこともトレーニングの一種です。
結局、能力の向上というのは体へのストレスに反応した結果です。
それを定着させるためには、適応のための時間と休息も、本来しっかりと意識するべきなのです。

