効率主義の象徴

100円ローソンで1000キロカロリーを超えるパンが発売されて話題になりました。
メンチカツパンとチョコドーナツサンド、どちらも1000キロカロリー超えの化け物です。

カロリーとは日本語では熱量と訳されます。
生物は熱を発することで活動をしていますが、その熱を発生させるために必要なのがカロリーです。
しかし、熱を発するためには単純にカロリーだけを摂取していれば良いわけではありません。
カロリーを熱に変換するためには、ビタミンやミネラルといった物質が必要になります。
例えば、ガソリンだけあったとしても、燃やすことができなければ、それはただのゴミです。
また、カロリー単体で燃やすことはできても、燃費が悪く、不純物も多く発生してしまうでしょう。

この商品は、効率よくエネルギーを摂取できる食品が開発コンセプトだそうです。
果たしてカロリーさえ取れていればそれで良いのでしょうか。
活動するためにはエネルギーが必要ですが、食べても健康でなければ、これは身体が持たないでしょう。
身体のためにエネルギーを摂取するのに、結果的に健康を害してしまうのは、全く本末転倒です。

しかし、この商品、驚くことにそれなりに売れていると言います。
健康ではなく、効率優先の世の中。
私はどうも間違っているような気がしてなりません。