生のほうれん草は危険?
ほうれん草 味噌汁にそのまま入れるのはNG? SNSで話題の疑問に管理栄養士が回答
ある日突然、七転八倒の激痛に見舞われる尿路結石ーー。
https://news.yahoo.co.jp/articles/abcb73c24f30316b363e578f59a53b21a2a18a24
想像するだけで冷や汗が出そうだが、X上でその尿路結石の”要因”に注目が集まっている。
Xで話題になっているのは、ほうれん草を”下茹でせずに味噌汁として煮込んで食べる”という行為。ほうれん草を下茹でして絞らないと、ほうれん草に多く含まれるシュウ酸によって結石ができるのではないかというものだ。
Xでは連日《ほうれん草》《尿路結石》《シュウ酸》がトレンド入りし、世間の尿路結石への恐怖心が窺える。
尿路結石の原因として、シュウ酸が結晶化するシュウ酸カルシウム結石症は日本人に多いそうです。
日本人はほうれん草を食べるため、シュウ酸を多く含むほうれん草が悪者とされていました。
しかし、よくよく考えると、毎日結石になるほどほうれん草をたくさん食べるという人は少数でしょう。
ほうれん草は茹でないと危険というのは、一種の風説の流布です。
尿路結石の原因として疑うべきは、シュウ酸が結晶化してしまうような身体状態です。
通常であればシュウ酸は尿として体外にスムーズに排出されるため、結晶化することはありません。
排出に滞りが生じてしまうような身体の状態が、そもそも問題なのです。
水分不足、動物性タンパク質や脂質のとりすぎ、腸内環境、遺伝等…。
病気の大きな原因は生活習慣です。
記事でも触れられていますが、ほうれん草はその中の原因としてはとても些末です。
健康であれば、ほとんど気にする必要はありません。
少し考えれば分かることを鵜呑みにしてしまう方が、よっぽど危険なのではないでしょうか。

