心不全とは

曙さん死去を海外メディアも速報「相撲界で外国人選手の道を開拓」「誇り高きハワイアン」

大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)が11日までに心不全で死去し、海外メディアも次々に訃報を伝えている。

曙さんの出身地・ハワイのメディア「ハワイ・ニュース・ナウ」は「相撲界のパイオニアで『誇り高きハワイアン』である曙が54歳で死去」と報道。
「外国生まれの力士として初めて最高位のタイトルを獲得し、歴史に名を残したハワイの伝説的人物、曙太郎が病気の末に死去した」と伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6497663

最近テレビで見ないなと思っていましたが…。
心不全を患い、闘病生活を送っていたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

曙さんが患っていた、心不全とは一体どんな病気なのでしょうか?
実は、これ、病気の名前ではありません。

心不全とは、心臓のポンプ機能がうまく働かなくなった状態の総称です。
心不全はひとつの病気ではなく、心筋梗塞、弁膜症、心筋症等、高血圧等がそもそも基礎にあります。
負担のかかった状態によって、最終的に引き起こされる心臓の症候群が、心不全です。

心不全の症状には、心臓のポンプ機能の低下による症状と、うっ血による起こる症状の二つあります。
心臓のポンプ機能の低下では、疲労感、不眠、冷感等が引き起こされます。
組織のうっ血による障害としては、息切れ、呼吸困難、むくみ等が主だった症状です。

心不全でも、最初は、階段や坂道での息切れ程度です。
しかし、進行すると、少し歩いたり、身体を動かしたりする程度でも息苦しさを感じます。
さらに悪化してしまうと、普通にしていても息苦しさを感じ、息苦しさで寝られなくなることもあります。
詳しい記事はありませんでしたが、曙さんもここ数年は苦しい闘病生活を送っていたようです。

力士の体形は非常に不自然です。
フォアグラは、脂肪肝にするためにガチョウに餌を無理やり食べさせますが、力士もそれと同じです。
太るために異常な量の食事を何年も続けていれば、内臓がおかしくなっても仕方がありません。
さらに、太った身体で相撲を取る行為は、関節に過大な負担をかけてしまいます。
今年に亡くなった錣山親方も早世ですが、まさに相撲は命を削る競技です。

曙さんといえば、若貴時代を盛り上げた立役者です。
あの時の相撲は、まさに社会的な一大ムーブメントでした。
若貴のライバルとしての曙さんの存在が無ければ、あそこまでの盛り上がりはなかったでしょう。
引退後は格闘家に転向しましたが、色々と話題に事欠かない人物でした。
非常に残念なニュースです。

JAPAN – JANUARY 27: Champion Of The Sumo Hawaian Akebeno In Japan On January 27, 1993 – Champion of the sumo Hawaian Akebeno. (Photo by Kurita KAKU/Gamma-Rapho via Getty Images)