片っぽだけの元気

”元気”とは一体どういうことでしょうか?

ネットで検索すると、
活動のもとになる気力。また、それがあふれている感じであること。
体の調子がよいこと。
と、説明されていました。

確かに、元気そうに見えると、私は元気だと、意味合いが少し異なります。
元気には”私が感じる主観の部分”と”相手が感じる客観の部分”はあるかもしれません。

私が臨床上思うのは、現代人は”主観で語られる元気”がほとんどだということです。
プロとして身体を評価した時、主訴以外にも問題が見つかるケースは珍しくありません。
内臓がカチコチでも、頭がガチガチでも、体調不良は感じていないという方がほとんどです。

元気に思っている
元気を忘れてしまっている
元気が分からなくなっている
といったところが事の真相でしょう。

身体に何かの問題があれば、機能面においても必ず障害が起きています。
障害によって身体の連携が乱れるため、動作において負担がかかりやすくなってしまいます。
それはさらに、筋肉をこわばらせ、内臓を固くし、血流に滞りを生じさせ、神経の伝達も悪くします。
自覚をしていないだけで、コリ以外にも多くの問題が起きているのが普通です。
多くの人は元気だと思っているのです。

施術を受けて身体が楽になると、元気だと思っていただけだということが分かるでしょう。
元気を過信しがちな現代人こそ、整体におけるメンテナンスは必須だと思うのです。