カツオノエボシの味

猛毒クラゲ相次ぎ漂着 海水浴場が遊泳禁止、和歌山県那智勝浦町と新宮市

強い毒を持つクラゲ「カツオノエボシ」が、和歌山県那智勝浦町の那智海水浴場(ブルービーチ那智)と新宮市の三輪崎海水浴場で28、29日に相次いで見つかった。31日現在、両市町は海水浴場を遊泳禁止にしており「打ち上げられ、死んでいるものも大変危険。見つけても絶対に触れないように」と注意を呼びかけている。

カツオノエボシは浮袋部分が全長5~10センチ程度で、触手が長く伸びる。浮袋の部分が烏帽子(えぼし)に似ており、青白い透明のビニール袋のような見た目が特徴。触手に強い毒を持っており、刺されると電気ショックを受けたような痛みが走るという。

カツオノエボシは強い毒性を持つクラゲです。
電気クラゲの異名も持ち、刺されると感電したかのようなしびれと強い痛みを感じます。
毒の影響でくしゃみや咳、心拍数の上昇を引き起こし、時に呼吸困難によって亡くなる方もいます。
カツオノエボシの触手には絶対に触れてはいけません。

しかし、こんなにも恐ろしい毒を持つクラゲですが、実は食べることもできます。
カツオノエボシの毒は熱で不活性化するため、加熱をしてしまえば無毒なのです。

ユーチューバーには、実際にカツオノエボシを食べた人がいます
”カツオノエボシから鰹出汁が取れる”という噂を聞いて、真偽を確かめた命知らずがいるのです。

その方によると、カツオノエボシを茹でたそのダシは、ホタテを薄めたような味だったそうです。
また、カツオノエボシ本体は、貝ひものような食感で、コリコリとはしていなかったそうです。
あまり美味しいとは言えず、食べるにはリスクが高すぎるというお話でした。

貴重と言われる食材でも、美味とは感じない場合があります。
私の場合はフグがそれに当てはまり、死の危険を犯してまで食べたかった人がいることが理解ができません。

危険は食のスパイスであり、それが美味しさを倍加させるのでしょうか。
カツオノエボシを食べる行為は、美食の行きつく先なのかもしれません。