余白がなくなったせい
梅雨の時期や台風、季節の変わり目では、気圧や天気の変化により頭痛や関節痛など身体に不調を起こす「気象病(天気痛)」が知られ、次第に市民権を得つつある。最近では天気予報でも気圧予報がレポートされ、身近なものとなっている。
こうした気象病の実態と日常生活での関連を調査するためにアイスタットは、「気象病(天気痛)に関するアンケート」を6月に行った。
人間は自然の一部です。
気候によって体調に変化が出るのは仕方がありません。
しかし、こういった不調を当たり前のものではありません。
人間には、外部の環境に適応する能力が備わっていて、本来は不調が出ないようにコントロールされているからです。
体は、外部に適応するために余白を持っています。
それは、外部からの影響をその余白が緩衝することで環境に適応しているのです。
体はギリギリに設計されているのではなく、そもそもは余裕を持って作られています。
しかし、体の状態が悪いと、その余白はとたんに消え失せます。
体に現れる変化として分かりやすいところは、関節の遊びがなくなることによる動きの固さでしょうか。
余白は悪い状態をリカバーするために使われてしまい、他のイレギュラーに対応できなくなります。
温度、湿度、気圧等、ちょっとの気候の変化で体に影響してしまいます。
特に気候の影響で頭痛が多いのは、頭蓋骨は閉鎖空間であるため、余白の消失による影響を受けやすいからでしょう。
人間が天気の影響を受けるのは仕方ありませんが、症状は仕方なくはありません。
症状が出ている人は、余裕がなくなっている自分の体を、まずは疑ってください。

