歯の矯正のマイナス面

歯の矯正「手軽」「安価」うたうサービスに注意 歯科医ほぼ関与せず、訴訟も…専門家に聞く〝向き不向き〟

歯並びに悩む人に向けて、ネットやSNSで盛んに宣伝される歯列矯正サービス。「手軽」「安価」をうたうものもあり人気ですが、一方でトラブルも発生しています。
2023年1月には、「実質無料で治療できる」と説明されたのに、高額な費用を負担させられた上、歯やあごの健康被害が残ったとして、患者ら153人が医療法人や医師などに、総額約2億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴(※)しています。

中略

歯並びに悩む人に向けて、ネットやSNSで盛んに宣伝される歯列矯正サービス。
「手軽」「安価」をうたうものもあり人気ですが、一方でトラブルも発生しています。
2023年1月には、「実質無料で治療できる」と説明されたのに、高額な費用を負担させられた上、歯やあごの健康被害が残ったとして、患者ら153人が医療法人や医師などに、総額約2億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴(※)しています。

歯列矯正も一つの整形手術です。
体は、生まれたままの状態が機能的に最適化された姿です。
見た目はキレイになるかもしれませんが、矯正をすることで機能的な問題を抱えてしまうことはあるでしょう。

実際矯正を始めてから、肩コリや頭痛を感じやすくなったというケースを、臨床において多く経験しています。
頭がい骨を構成する骨には、歯も含めてそれぞれに動きが存在しますが、矯正器具はそれを制限してしまいます。
それによって肩や首の筋肉が緊張しやすくなってしまい、症状を感じてしまうのです。

体は一つのユニットであり、相互に関係しあっています。
もちろん歯も体の構成物のひとつであり、その制限は他に影響を与えます。
歯根膜という骨とのつながりが、関節の動きを制限してしまうのです。

しかし、局所にのみ注目する現代医学では、いくら症状を訴えてもあまり真剣には取り合ってくれないでしょう。
このニュース以上に、水面下では多くの被害者が存在するのではないでしょうか。