本当に安全なの?
伊東良孝消費者担当相は17日、閣議後の記者会見で、動物実験により発がん性の懸念があるとして米国で使用が禁止される合成着色料「赤色3号」について、「日本では人の健康を損なう恐れのない添加物として指定され、使用が認められている」と述べ、安全性を強調した。
伊東氏は「米国の発表でも、人への危険性を示す科学的根拠は認められたわけではないとされている」と指摘。「まずは米国の決定内容を精査し、諸外国の動向も踏まえ、科学的見地から対応が必要かを含め検討する」とした。
科学的な根拠。
エビデンスがすべての免罪符のようになっていますが、それを絶対視するのは問題があると思います。
エビデンスとはあくまでも、今分かっていることに対する根拠です。
歴史を振り返ってみると、後になって害が判明したという例は数多く存在します。
例えば、多くの公害問題は、当時その害が理解されていませんでした。
患者が増え続けている最中であっても、政府や企業はそれを認めようとはせず、すぐに使用が中止にはなりませんでした。
結局、水俣病、イタイイタイ病、それらの公害問題の解決には、相当の年月が費やされています。
赤色3号には、ラットへの投与で甲状腺がんの発生率増加が見られたという報告が存在しています。
赤色3号には、アレルギーの反応が出たという報告が存在しています。
赤色3号には、子供の多動性や注意欠陥・多動性障害の関連性を指摘する研究が存在しています。
不思議なことに日本はあらゆる添加物の基準が緩い国です。
他国では問題になる分量でも、日本では問題なく使用できてしまいます。
現代は様々な物質の影響によって、原因物質の特定には困難を極めます。
また、他の物質との組み合わせによる影響は、全くと言っていいほど研究が進んでいません。
この状況で、エビデンスを信頼性することはできるのでしょうか。
やはり何らかの利権を疑ってしまいます。

