色による体への影響
カラーレンズメガネの色の選択が姿勢制御に影響することを確認 ―姿勢制御に影響を及ぼす色は人によって異なるー
スポーツやリハビリテーション、健康づくりの運動において、バランス能力は非常に重要です。
屋外の活動では様々な色のサングラスが使われますが、そのバランス能力への影響については、十分な科学的検証がされていませんでした。
東北大学産学連携機構未来社会健康デザイン拠点の永富 良一 教授(研究推進時:大学院医工学研究科)らの研究チームは、透明レンズを含む26色のカラーレンズを使って、片脚立ちとジャンプして着地する際のバランス調節能力を精密に計測しました。
その結果、色によってバランス調節能力の指標である重心動揺面積が最適色では透明レンズより20%以上小さくなり、不適色では20%以上大きくなりが大きく異なることがわかりました。
また、透明レンズに比べてバランス能力が低下する色や改善する色は、一人一人異なることも判明しました。
色によって、バランス能力に差が出るというのは面白いところです。
将来的には、スポーツの分野でも、能力を引き出す色付きのメガネが当たり前になってくるのかもしれません。
しかし、これは何も目新しい発見ではありません。
東洋医学において、青と肝臓、赤と心臓、黄と脾臓、白と肺、黒と腎は、同じ関係にあります。
実際、色を使った治療が存在し、私も体験したことがあります。
その時はデモンストレーションでしたが、ツボに色紙を貼ったところ、体の可動域が大きく変わりました。
バランス以外にも、体に与える影響は大きいのではないでしょうか。
東洋医学には4000年の歴史があります。
聞くことは間違いありませんが、まだまだ解明されていないことは山ほどあります。
これも医学のエビデンスが追い付いてきた一例なのではないでしょうか。

