嘘のようなホントの話

昨日はエイプリルフールでした。
最近は定着し、この日に合わせて趣向を凝らした嘘をつく企業も増えました。
確かに面白いとは思うのですが、私はそれに振り回されることに少々疲れてしまいました。
そこで、あえて嘘のような本当の話を披露したいと思います。
『ゾウは玉袋がないからがんになりにくい』という話です。

ゾウには玉袋、いわゆる陰嚢が存在しません。
人間のように外にブラブラはしておらず、体内に収納されています。

多くの動物で陰嚢が外にあるのは、精子が熱に弱いためです。
最適な温度は20度から25度の範囲であり、それ以上だと精子がうまく育ちません。
陰嚢の皮膚のしわも、熱を逃がすための仕組みです。

それでは、体内に睾丸を収納するゾウはどうしているのでしょうか?
ゾウの精子も熱に弱いのは同じですが、突然変異を防ぐ遺伝子によって精子の劣化を防いでいるのです。
ゾウは、突然変異を防ぐ遺伝子を20個も持っています。
そして、それによる副産物が、がんにもなりにくいという特性なのです。

まるで、風が吹けば桶屋が儲かるような話です。
真実は小説より奇なりとはこのことかもしれません。