甲状腺機能亢進症とは
広末涼子さん芸能活動を休止 「双極性感情障害」を公表、治療専念
先月、高速道路で追突事故を起こした俳優の広末涼子さん(44)が、当面すべての芸能活動を休止すると公式サイトで明らかにしました。さらに、双極性感情障害を公表し、心身の回復に専念するということです。
公式サイトで発表された病名は「双極性感情障害」と「甲状腺機能亢進(こうしん)症」でした。
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが過剰になる病気です。
一般的には、バセドー病という名前が有名でしょうか。
甲状腺ホルモンは全身の代謝を活発にする働きがあるため、過剰になると様々な症状が現れます。
実はこの病気は、リウマチのような自己免疫疾患の一種です。
本来体を守るはずの抗体が、甲状腺を刺激してしまうことで甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまうのです。
症状としては、動悸や頻脈、汗をかきやすい、食欲があるのに体重が減る、手の震え、イライラ、不安、不眠、倦怠感、眼球突出と様々です。
症状が似通っているため、妙齢の女性の場合、更年期症状と間違われることもあります。
問診や症状、血液検査による甲状腺ホルモンの値や、エコーで甲状腺の腫れを確認することで確定診断されます。
治療としては、甲状腺ホルモンの合成を抑える薬の投与や、甲状腺を部分的に破壊する放射性ヨウ素内用療法、甲状腺摘出手術等があります。
甲状腺機能亢進症はメンタルにも影響する病気です。
広末さんは、双極性障害との合併症だったとのことで、相当にツラい状態だったのではないでしょうか。
一日でも早い回復をお祈りしております。

