トミージョン手術とは
先日ユーチューバーが出した、”『トミー・ジョン手術を受けます』会社員が有給休暇申請へ”という動画が話題になりました。
有給休暇を申請するという話ですが、”トミー・ジョン手術”と”北千住のサラリーマン”という設定が面白味を増しています。
トミージョン手術は野球選手が受けるイメージがありますが、実際にはどのような手術なのでしょうか?
トミージョン手術の日本での正式名称は、”側副靱帯再建手術”です。
手術を考案したのはフランク・ジョーブ博士ですが、世界で初めて手術を受けたトミージョン選手からその名が広まりました。
肘は関節の安定性を増すために、内側側副靭帯と外側側副靭帯、輪状靭帯によって補強されています。
しかし、野球の投球動作等の反復は、肘に大きな負担がかかるため、内側側副靭帯を痛めてしまう場合があります。
これを復活させるための手術が、腱を移植するトミージョン手術です。
移植する腱は、前腕の長掌筋腱や膝の腱が一般的です。
元々の腱を取り除き、上腕骨と尺骨に作った穴を開けて移植する腱を通します。
その後、肘に定着するまではある程度の時間が必要です。
近年は医療技術の進歩により、成功率は80%から90%と比較的高いとされています。
しかし、競技復帰までには1年から1年半、長い場合は2年ほどかかると言われています。
特に、日本人の場合は、欧米人と比べると回復に時間がかかるというデータも存在するようです。
100万円ほどの費用がかかるようですが、日本では保険適用であるため、自己負担は10~20万程度だということです。
選手生命を左右する手術ですが、思ったより安いなというのが私の印象です。
実際に、一般人でトミージョン手術を受ける人はいるのでしょうか?
興味の尽きないところです。

