打撲が引き起こした症状

体にはつながりがあります。
肩こりであっても腰痛であっても、腰や肩にその原因があるわけではありません。
胸が固くなっていて、胸から肩に付着する筋肉の負担が増え、肩がコリやすくなっている。
お腹が固くて、その裏側の腰が必要以上に引っ張られてしまっている。
多くの場合、自覚している症状は、二次的、三次的に起こっているものでしかありません。

しかし、一つだけ例外があります。
ケガのような、外傷による症状です。
この場合は外傷によって、その組織が損傷してしまっているため、その場所のケアは必要でしょう。

ただ、この外傷によって、他のところに異常が出るケースがあります。
先日の患者さんは、一か月前から胃の調子があまり良くないということで、原因を探っていたら、足の指に目が留まりました。
聞けば、ちょうど胃の調子が悪くなった時期に、足の指を強打した記憶があるとのこと。
実際に関節に制限を感じたので調整をしたところ、即、胃がすっきりしたとのことでした。

体にはつながりがあります。
たかが捻挫や打撲だと思っていても、構造のバランスが崩れてしまうと、何かの症状を引き起こすことがあります。
決して甘く見てはいけないのです。