魂の成長
脳科学者・茂木健一郎が警鐘「魂の成長が止まる人が多い」レント依存を断じる
動画「既得権益より、リアルタイムのパフォーマンスを大切に」で、脳科学者の茂木健一郎氏が、自身の価値観と人間の生き方について語った。
茂木氏は、経済学で言う「レント」――家賃収入など、リアルタイムの努力に関係なく得られる利益――の概念を紹介し、
「自分のリアルタイムのパフォーマンスと違う形で、それ以上に世間から評価される」
「それがレントなんだけど」とした上で、学歴や社会的な地位も広い意味でのレントになり得るとの自身の考えを明かした。
茂木氏はこうしたレントに溺れてしまう人々について、
「安住しちゃってるというか、それでいい気になっちゃってる人」に違和感を覚えてきたという。
「そういう人って、レントが入ってくる間はいいんだろうけど、魂の成長がそこで止まっちゃってるんだよね」と厳しく指摘。
本人が周囲からチヤホヤされても「ちょっと腐ってくるんだよな、命としてね」と語り、
リアルタイムで自らの力を発揮することが人間の成長に繋がると主張した。
なぜ私たちは生きているのか。
大きな目線で考えれば、魂を成長させることにあると言えるでしょう。
たまに贅沢をするから、贅沢のありがたみが分かります。
たまに旅行に行くから、旅行が楽しいと感じます。
辛いことがあるから、楽しいことが引き立ちます。
しかし、毎日、贅沢三昧だったらどうでしょう。
贅沢が当たり前になると、さらなる贅沢を欲するようになります。
以前は満足できていたことでも、刺激が薄れ、物足りなく感じます。
お金があれば、物質的な欲望は満たすことが出来るでしょう。
しかし、欲望には終わりがありません。
物質的な欲望は、満たせば満たすほど肥大するモンスターです。
心の幸福を追求しなければ、どんどん苦しくなる一方でしょう。
これは、魂の求める経験ではありません。
淡々と真面目に仕事をすること。
自分を過大評価せず、何事も謙虚な姿勢で取り組むこと。
普通に生活をすることは、それだけで他者や社会に貢献する行動です。
早期退職するFIREが流行っています。
楽かもしれませんが、茂木氏の言う通り、魂の成長にはつながらないでしょう。
ただ楽でありさえすれば、それで本当に満足なのかなと、私は考えてしまいます。

