色違いの個体
幸せ招く青いカエル、畑で発見 農家の千々岩さん/京都府福知山市
京都府福知山市長田南で農業を営む千々岩千夏さんが6日、自宅そばの畑で青色のアマガエルを見つけた。
「普段から緑色や茶色のカエルはたくさん見ていますが青色は初めて。幸せを招いてくれるような気がしますね」と笑顔を浮かべた。
この日の午前中、畑でオクラの収穫作業をしていた千々岩さん。
青色のアマガエルを見つけたが、少し目を離した隙に見失った。
「せっかく見つけた幸運を逃してしまうような気がして必死に探しました」
再び見つけると、近くに住む千々岩さんの父親が写真に収めた。
千々岩さんは「子どもがカエル好きなので、見せてあげてから自然に返そうと思います」と話していた。
市自然科学協力員の太田明宏さんは
「黄色の色素の欠乏により青く見える色彩変異の個体と思われます。生まれる確率は10万分の1程度と言われ、体色が目立ち天敵にも狙われやすいので、見つけられた方は本当に幸運かもしれません」と解説した。
世にも珍しい色違いの個体。
私はポケモンのゲームをプレイしているのですが、やはり色違いがゲットできると嬉しいものです。
個体の色違いは、色素の欠乏によって引き起こされるものです。
元々珍しいものではありますが、その理由は体色が目立つためだけではありません。
言ってみれば遺伝子疾患を抱えた個体であり、普通よりも弱い個体であると言えるでしょう。
例えば、アルビノという疾患では、メラニン色素に関連する遺伝子の異常によって体色が白くなります。
もしかすると美白で良いと思ってしまうかもしれませんが、紫外線から体を守る重要な働きをするのがメラニンです。
紫外線のダメージを受けやすくなってしまうため、美白どころか、結果的にはシミやシワができやすくなってしまうでしょう。
また、目においても、光を集めにくくなってしまうため、視力が弱いといった眼疾患を伴うのもアルビノの特徴です。
逆に、明るい場所でも光を遮ることができないため、まぶしさも感じやすくなってしまいます。
その他、メラニンは神経系にも存在しているため、神経領域においても何かしらの異常が生じうるかもしれません。
恐ろしいことに、アフリカにおいては闇でアルビノが高値で売買されています。
呪術に用いると幸福をもたらすと信じられており、なんと取引目的で殺害されることもあるようなのです。
実際に国連は、2008年~2018年までの累計で、アルビノへの襲撃が約700件ほど発生していると発表しています。
人間にもおいても、その希少性から危険にさらされてしまうアルビノ。
見つけた方は幸福かもしれませんが、当の本人は不幸に感じてしまうかもしれません。

