ヘルメット療法を受ける前に

「このままで大丈夫?」赤ちゃんの頭の形への不安と対処法を小児科医が解説

頭の形外来では、頭の形の不安について相談でき、ヘルメット療法といって、
乳児の頭の形のゆがみを改善する目的で専用の矯正用ヘルメットを一定期間装着する治療法などについても相談できます。

ヘルメット療法は個々の頭の形に合わせた理想的な頭の形を得られるヘルメットをオーダーメイドで作成し、
長期間装着することで頭の形がヘルメットの形に合わせて矯正されていくものです。

デメリットは病気に対する治療ではないため自費になる点や、定期的な受診による負担です。

ヘルメット療法そのものは長期的にも安全性は高く、発達への悪影響もないと考えられています。
不安な場合には一度ご相談されるとよいでしょう。

街を歩いていると、たまにヘルメットをかぶった赤ちゃんをみかけます。
何か障害を持っている子なのかなと思いましたが、後に頭の形を変える治療だということを知りました。

調べてみると、このヘルメット療法、なかなかに高価です。

まず、初診時に1~2万円程度。
これには3Dスキャンといった料金も入るようです。
頭の形を変えるためのヘルメット代も、調整料を含めると35~55万円。
ヘルメットの着用は1日23時間で、それを半年間続けます。
その他、通院にかかる交通費、親子の労力も考えると結構な負担となるでしょう。

しかし、まともな治療家であれば、そんなことをしなくてもいいのにと思うでしょう。
頭を整えて、きちんと方向付けをしていけば、後は体が調整してくれるからです。

同じことをしていても、全員が全員、頭の形が悪くなるわけではありません。
体には良くなる力が備わっていて、何もなければ、きちんと設計図通りに成長していきます。
完璧な形である球になれない原因が、体のどこかに起きてしまっているからでしょう。

実際、私の知っている範囲でも、手技で赤ちゃんの頭の形を整える先生がいます。
また、これは日常茶飯事ですが、大人であっても施術によって頭の形は変わります。
お子さんの頭の形でお悩みの方は、誰か整体の信頼できる先生に相談してみると良いかもしれません。