すごいけど

塩粒サイズの「自律型ロボット」の開発に成功

塩粒ほどの小さなロボットが、自律的に環境を感知し、水中を泳ぐ。

そんなSFのような存在が、ついに現実のものとなりました。

米ペンシルベニア大学(UPenn)とミシガン大学(University of Michigan)の研究チームは、
世界最小となる完全自律型・プログラム可能なマイクロロボットの開発に成功したと発表しました。

このロボットは肉眼ではほとんど見えないサイズでありながら、
光をエネルギー源として数カ月間動作し、周囲の温度を感知して行動を変えることができます。

しかも製造コストは、1台あたりわずか1ペニー(約1〜2円)です。

この成果は、ロボット工学が長年越えられなかった「サブミリメートルの壁」を打ち破るものとして、大きな注目を集めています。

すごい技術です。
このロボットにおいては特に、医学分野における期待は大きいでしょう。

体内環境をモニターする働き
その数字を元に、自動的に体内環境を整える働き
体内における損傷個所を、自動で修復する働き
外敵を素早く処理する、免疫系としての働き
いよいよ不死の時代がやってくるのかもしれません。

このマイクロロボットしかり、AIしかり、様々な未来が現実になってきています。
それでは今、さらなる未来を思う時、何を思い浮かべるでしょう。

現在においても十分すぎるほど便利であり、非常に豊かな世の中です。
そんな中において、この先、もっと便利にはなりうるのでしょうか。

スーパーでは非常に多くの食品が並んでいて、私たちの食欲をそそります。
しかし、売れなかったものは廃棄されてしまいます。

AIは非常に便利であり、私たちの疑問を瞬時に解消してくれます。
しかし、AIは非常に多くの電力を消費するため、環境への負荷は甚大です。

マイクロロボットによって、すべての疾病が根絶できたなら、それはとても素晴らしいことです。
しかし、それが当たり前だと思ってしまうと、命のありがたみを感じずらくなるでしょう

ありがたいとは、有難いというのが語源です。
本来そうすることが難しいから、有難いのです。

人間は愚かな生き物です。
愚かだから、目先のことばかりを優先してしまうのです。
愚かだから、時間が経つと忘れてしまうのです。
愚かだから、痛い目をみないと学ばないのです。

明るい未来には、暗い影もついて回ることを忘れてはならないのです。