内に目を向けろ
インフルB型、ピークはこれからか【東京医科大客員教授・濱田篤郎】
今シーズンはインフルエンザの流行が2025年10月から始まり、11月には警報レベルに達し、12月にピークを迎えました。
これは、A型の中でもサブクレードKと呼ばれる変異株が広がったためで、世界的にも北半球全体で同様な早期流行が見られています。
その後、26年1月に入ってからは患者数が減少傾向にありましたが、1月末から再び増加に転じます。
そして、2月初旬には全国の定点当たりの患者数が30人を超え、再び警報レベルになりました。
一つのシーズンで2回も警報レベルになるのは異例のことです。
2回目の患者増加の原因は、B型が学校などを中心に拡大してきたためと考えられています。
娘が通っている学校も、インフルエンザで学級閉鎖になったという話を聞きました。
患者さんからも、学年の半分がインフルエンザで学年閉鎖になったという、聞いたことのない話を聞きました。
そして、シーズン2回目のピークの兆しが見える今の状況も、やはりまた異例のようです。
しかし、振り返ってみると、異例なのはインフルエンザだけではありません。
去年は、百日咳が今までにない規模の大流行をしました。
高齢者に多いとされる帯状疱疹が、若者にも多く発症するようになりました。
新型コロナウィルスも、いまだに猛威をふるっています。
新たな種が次から次へと現れ、外を歩けばウィルスだらけです。
終わりのない感染症の流行で、医療の現場では薬が足りていません。
嗚呼、一体どうやって病気を治せばよいのでしょう。
全くばかばかしい話です。
なぜ、外にばかり目を向け、内に向けようとはしないのでしょう。
体がおかしくなっているとは、なぜ思わないのでしょう。
エプスタインの事件を見ても思いますが、目を覚まさない人はそのままのようです。

