肝臓の働き

人体には肝臓という臓器があることはご存じだと思います。
しかし、肝臓の場所はどこかを尋ねると、意外と分からないという方が多い印象です。
肝臓は右の肋骨にかかるように位置している臓器ですが、今日は肝臓にフォーカスをしていきます。

まず、肝臓は人体で最大の臓器です。
大人の肝臓は体重の50分の1ほどの重さで、約1~1.5㎏あると言われています。
人体において最大の臓器です。

肝臓の働きは大きく分けて3つあります。
①脂肪の消化を助ける、胆汁を作る。
②栄養素を貯めたり、作り変えたりする。
③身体にとって不要なものを中和する。

肝臓は人体における化学工場であり、これらの働きは2000種類の酵素の働きによるものです。
この働きを人工的に再現しようとすると、東京ドームほどの工場が必要になると言われています。

東洋医学においては、肝臓は目と関連が深い臓器と言われています。
肝臓が疲れると、視力低下、目の充血、目のかすみ等の症状が起こりやすくなります。

また、肝臓は筋肉とも関連する臓器です。
肝臓が悪くなると、五十肩、右の背部の張り、腰痛、腱鞘炎等の症状が出やすくなります。
肝腎かなめとは特に大切なことを言いますが、その名に恥じない立派な働きをしています。

最近は、肝臓が固く治癒力が落ちている方を多く見かけます。
肝臓は、沈黙の臓器といわれるぐらい我慢強い臓器です。
疲れがとれない、右の腰が痛い、目がやたらと疲れる、これらは肝臓からのメッセージです。
時には肝臓を気にかけて、いたわることも必要なのです。