使わないともったいない
人間の嗅覚はなかなかの優れものです。
鬼滅の刃では、炭治郎は鼻が利くキャラクターとして描かれており、それを戦いにも活用していました。
匂いから相手の力量をはかったり、鬼の弱点を判断したりと、なかなか面白い個性です。
しかし、これは漫画の世界だけの話ではありません。
嗅覚は実生活においても非常に役立つ感覚です。
医学において、匂いは診断をするための重要な材料です。
例えば、糖尿病の方は甘酸っぱい匂いがします。
また、肝臓が悪いとアンモニア臭がします。
どちらも、身体がうまく代謝できなくなって発する匂いです。
私の体験でも、身体が悪い方は体臭や口臭がきつい場合が多い印象です。
内臓の働きや、消化器系の弁の締まりが悪く、きっとうまく処理ができてないのでしょう。
私の子供も、調子が悪くなると途端に口が臭くなります。
女性は嗅覚に優れた方が多いですが、先日、ガンの匂いが分かるという方がいました。
説明するのが難しいらしいのですが、やはり特有の匂いがあるというのです。
もちろん、いい匂いではないようで、臭いといいます。
また、ガンの種類によっても、匂いが違うそうです。
非常に興味深い、面白い感覚です。
確かにガンには特有の匂いがあるといいます。
線虫という寄生虫はガンの匂いを好むため、この特性を利用したガンの検査法が実在します。
安価で、負担が少なく、複数のガンを一度に検査できる優れた方法であると、近年関心が高まっています。
線虫に出来るのだから、人間に出来ない訳はない。
先程の助成のように、人間にだって、ガンを判断が出来る能力があるのです。
人間には、多くの素晴らしい力が与えられています。
情報も大事ですが、人間の感覚も同じように大事で優れているのです。
私には、それを使わない近年の傾向が、非常にもったいなく感じます。

