症例報告 30代 男性 喘息
子供の時からアレルギー体質で、気管支喘息をずっと患っているそうです。
今は子供の時より大分マシとのことですが、風邪を引いたり、台風等で気圧が下がったりすると、今も喘鳴が始まってしまうとのことでした。
現在、東京都の喘息の助成を受けているということです。
着衣の上から触診をすると、長年の喘息によって気管支が非常に固くなっています。
実際、慢性的な喘息の方の気管支は、組織が固く変性し、刺激に対して過敏になっているそうです。
胸のふくらみが弱く、背中も丸く猫背気味です。
まずは、何に対してアレルギーが出ているのかを探っていきます。
ハウスダスト、ダニ、動物の毛、冷たい空気、低気圧で反応がありました。
アレルセラピーを用いて、これらの影響をリセットしていきます。
さらに、身体の治癒力に働きかけます。
治癒力が働くためには、ベースである糖代謝を改善することが重要です。
糖代謝を正常化することで、代謝を上げて、治癒力を引き出すのです。
反応点である背骨の調整もしていきます。
肺や気管支等の呼吸器は、じん帯によって首や背骨の上部に固定されています。
慢性的な呼吸器疾患は、どうしても背骨に影響が及んでしまうのです。
固くなった背骨を触ると悲鳴が上がります。
ガチガチに固まっていて過敏になっているのです。
最後に、気管支や肺を柔らかくしていきます。
慢性的な症状で固くなった組織でも、身体はきちんと元に戻っていきます。
身体にはそもそも、治ろうとする力が備わっているのです。
手技によって、可動性をつけ、呼吸器が膨らみやすくなるように働きかけます。
施術後は、来た時よりも大分呼吸が楽になったということでした。
もちろん、1回で完治する症例ではありません。
慢性的な症状であればあるほど、身体の変化には時間がかかります。
しかし、施術を重ねるにつれて、確実に症状は変わっていきました。
半年ぐらい経った頃でしょうか。
台風が来ても喘息は出なくなり、薬もやめられたということです。
先生、ありがとうございました!!
施術者冥利につきるお言葉です。
身体には治る力があります。
薬は症状を抑えるもので、根本的に治るものではありません。
治癒力を上手く引き出すことができれば、喘息の症状さえも変わってしまうのです。

