美は健康の一部である
最近のメイク技術には驚くばかりです。
ユーチューブなどの動画を見ると、あまりの変わりように度肝を抜かれます。
メイクをするに従って、扁平なのっぺりした顔だったのが、今風の超絶美人に!
騙されたというと聞こえが悪いですが、こんなにも変わると、逆に、誉め言葉になるかもしれません。
世の女性の、美容への努力には頭が下がります。
色々な美容液や乳液を使い、時間をかけて入念にするお手入れ。
美とは、まさに努力のたまものなのでしょう。
実際、好きな女性に美容の話をすると止まらなくなります。
化粧品の知識は豊富だし、実際、多くのメイク道具を所有し、その知識量には舌を巻きます。
しかし、その大元の皮膚になると、その生理を知っている人はガクッと減るかもしれません。
皮膚は約2ミリの、体を覆う人体最大の臓器です。
皮膚には、摩擦や紫外線等の多くの刺激から体を守る働きがあり、同時に痛みを感じたり、振動を感じたりといったセンサーの役割もしています。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三つの層から成っています。
美容で言われるお肌の状態とは、通常、この中の表皮のことを指しています。
表皮はわずか0.2mmの厚さで、死んだ細胞が角質化した層です。
化粧品の宣伝文句に、よく深くまで浸透するということが言われますが、これは表皮を指しています。
皮膚には外敵の侵入を防ぐバリア機能があるため、表皮以下には決して浸透しません。
この文句は表皮に限った話で、私たちのイメージよりもずっと浅いのです。
表皮は言ってしまえば、すでに死んでいる細胞です。
死んでいるものにいくら刺激を与えようと、生き返ることはありません。
お肌の状態を考えるのであるなら、ターゲットにすべきは、本来、細胞が作られる部分でしょう。
身体が不健康な状態では、健康な細胞を作ることはできません。
健康な細胞だからこそ、結果的に美しいお肌があるわけです。
つまり、気を付けるべきは、食事であり、生活習慣であり、動脈の流れです。
美容の本質は、細胞に良質の栄養が届けられるように努力をすることだと思うのです。
身体を整えることは、血流を促進し、代謝の質を上げます。
健康美という言葉がありますが、健康だからこそ、美しいのです。
美容とは決して、顔に限ったことではありません。
トータルで見ると、整体で身体を整えることも、回りまわって美容へとつながっていきます。
美容に関しても、結局、全体を考える必要があると、私は思うのです。

