身体は教えてくれる
身体は常に教えてくれています。
痛みや違和感、不快感は身体からのメッセージです。
ただ、私たちはあまりにも鈍くなってしまい、それに気付きにくくなっているかもしれません。
オステオパシーでは、症状の原因を探すために、傾聴という技術を用います。
カウンセリングでも傾聴という言葉を使いますが、身体の声に耳を傾けるのです。
身体は筋膜で覆われた三次元の構造体です。
三次元の構造体が協調して動くためには、各々の組織の柔軟性が必要です。
固くなった部分は、協調性を損なわせ、ある一定の部分に負担をかけます。
オステオパシーでは、感覚を研ぎ澄まし、身体のどこが制限になっているかを探すのです。
多くの場合、症状の場所に一番の制限を感じることはありません。
腰痛であっても足首の方に制限を感じたり、肩こりであっても手首に一番の制限を感じることもあります。
離れた場所の制限が、結果的に症状を引き起こすのです。
面白いのは、本人の感じ方と、身体の制限がイコールではない場合もあることです。
こういった時、本人の訴えを優先してしまうと、意外と施術はうまくいきません。
感覚には個人差があり、非常に曖昧で、とても主観的なものだからです。
身体はウソをつきません。
うまく制限が解除できれば、一瞬で身体には変化が生じます。
身体の声を聞き、変化を感じ取る能力こそが、施術には求められるのです。

