健康のゴール

施術を受け続ければ、身体は完璧な健康が手に入るのでしょうか。
結論から言ってしまうと、それは難しいかもしれません。
病気になるのは、生きている以上、避けられない苦しみであるからです。

人間は、生老病死から逃れることが出来ません。
そもそも、誕生とは苦しみの始まりであり、老いや病気、死は、必ずついて回ります。
病気になるのは、人間として仕方がないことなのです。

しかし、病気はある程度、自分で気を付けることができます。
いきなり酷くなる病気というものはありません。
ちょっとした違和感や軽い痛み等、最初は軽い症状として現れているでしょう。
しかし、それを放っておけば、だんだんと病魔は身体をむしばみ、重病化します。
変化に気付ける感覚を養うことが大事なのです。

施術によって変化を起こすことはできますが、その変化は治癒力にゆだねられたものです。
その人の治癒力が高ければ大きな変化を出せるでしょうし、低ければ、それはそれなりでしょう。
施術は、あくまでも刺激を与えるための手段に過ぎず、主役は本人の治癒力なのです。

健康のあるべき姿とは、悪くなっても、自力でリカバリーできる身体です。
そして、その方法とは、自分を律して異変に気付ける感覚を養うことです。
決して、薬やサプリメントに頼ることではありません。
必要なのは、異変を感じた時に何が悪かったのか、それを考え、行動する習慣です。
健康とは、自分の中の気付きの結果なのです。