エナジードリンクの罠

コンビニのドリンクコーナーを見ると、多くのエナジードリンクが並んでいます。
ちょっと前までは物珍しい存在でしたが、今や、メジャーな誰もが知っているドリンクです。
私自身はほとんど飲むことはありませんが、中には中毒になるぐらい好きな人もいます。
しかし、果たして、本当に効果があるものなのでしょうか?

好きな人に話を聞くと、飲むとシャキッとするそうです。
目が冴えて、疲れていても、もうひと頑張りできるそうです。
確かに、多くのエナジードリンクにはカフェインが含まれています。
カフェインは15~60分ぐらいで効きはじめ、眠気や倦怠感を抑える効果があります。
さらに、エナジードリンクの炭酸のシュワシュワ感が効いている気にさせてくれます。
しかし、あくまでもそれは、症状を抑えているに過ぎないでしょう。

似たような事例に、お酒を飲むと症状が軽くなるということがあります。
しかしそれも、アルコールによって痛みが緩和されているだけです。
むしろ、アルコールの分解は負担になるため、回復を考えるとマイナスです。
お酒を飲み続けても、治っていかないのがその何よりの証拠でしょう。

結局これらは元気の先取りで、少なくなったエネルギーを絞り出しているに過ぎません。
気持ちで何とか誤魔化しているだけです。
実際は、身体はどんどん疲労し、消耗しています。

飲むだけで100%回復するなんていうことはありません。
あくまでもエナジードリンクであって、魔法ではないのです。

一時的に頑張るための材料にするのはアリかもしれませんが、それで回復したと思うのはナシです。
時間がとれるようになったら、十分な休養をとってください。
現実には、休養に勝る回復法はないのです。