便秘は根深い

私自身は縁がありませんが、世の中には便秘の人が多いようです。
医学的な定義によると、便秘とは3日以上排便がなく、排便してもスッキリしない状態を言います。
逆に、排便が3日に1回でも、スムーズでスッキリ感があれば便秘ではないそうです。

しかし、本来便とは、身体の不要なものを排出する行為です。
この定義によると、便秘薬を飲むのが習慣になっていても、スッキリ感があれば問題なさそうです。
スッキリ感だけで、便秘ではないと言ってしまっても良いのでしょうか?

便とはそもそも、食べ物の残りカスであり、そのカスが発酵したものです。
私たちは腸内細菌の力を借り、食べ物を発酵させて、消化吸収をしています。
しかし、便秘によって悪玉菌の増殖が進むと、発ガン物質、発ガン促進物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質や、おならの元となるガスが発生してしまいます。
便が腸内に留まれば留まるほど、それらが腸壁から吸収されて、有害物質が体中を巡ってしまうのです。

それでは、その原因とは何なのでしょう?
実は、腸の働きには、性ホルモンのサイクルが関係しています。
女性に便秘が多いのは、そのエストロゲンが関係しているためです。
腸が正常に機能するためには、肝臓とすい臓の働きが重要であり、さらに腸内細菌も関係してきます。
そして、その土台となる糖の代謝や、油の問題にも注意を払う必要があります。

一口に便秘といえども、実は問題は深いのです。
便秘薬を飲むことは対処療法であり、決して問題の解決ではないのです。