鎖骨の役割
腕の始まりは肩ではありません。
上腕骨は肩甲骨と関節していますが、肩甲骨は体幹の骨に直接くっついてはいません。
肩甲骨は鎖骨とつながることで、体幹の胸骨へと関節しています。
腕は、構造を考えると始まりは胸なのです。
鎖骨はちょっと変わった骨です。
多くの骨は元となる軟骨があって、それが固い骨へと置き換わっていきます。
しかし、鎖骨は膜性骨化と言って、軟骨を経ないで骨になっていきます。
顔や頭は膜性骨化をする骨が多いのですが、鎖骨も頭の延長のような骨なのです。
整体的な考え方ですが、元々膜だった組織はそれが変化しても膜の性質を残すと言います。
実際、鎖骨は膜のようなウニョウニョとした動きをするため、やはり通常の骨とは違った印象です。
臨床的にも、鎖骨には重要な役割があります。
動作面では腕の動きに関係していますが、それとは別に動脈や神経、筋肉を支持しています。
鎖骨は意外と、縁の下の力持ち的な働きをしているのです。
肩こりの解消には肩甲骨を動かすのが良いとされていますが、鎖骨を意識するとさらに効果的です。
鎖骨を動かすことで、血流や筋肉がさらに緩むのです。
肩こりでお悩みの方は、セルフストレッチとして非常におススメします。

