アブラが怪しい
アブラがのっていて美味しい。
よくグルメ番組で耳にする言葉ですが、アブラが多く含まれるものは美味しく感じます。
実際、霜降りの牛肉や大トロ、天ぷらや唐揚げが美味しい食べ物であることに異論はないでしょう。
脂とは美味しい食べ物なのです。
私たちは日常的に多くの調理にアブラを使用しています。
炒め物に使うのはもちろん、サラダのドレッシング、マヨネーズ等、数え上げるとキリがありません。
むしろ現代人には、アブラがない食事だと、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
スプーン1杯の食用油を絞るのに、どのぐらいの原料が必要かをご存じでしょうか。
例えば、エゴマであれば1㎏から300gのアブラを絞れます。
スプーン一杯を5gだとすると、約17gのエゴマが必要になります、
少ないイメージかもしれませんが、実際にこれを食事で摂取するにはなかなかの量です。
アブラとは、近代化によってもたらされた調味料です。
そもそもマンパワーだと加工が大変であり、庶民にとって身近なものではありませんでした。
そのためアブラを使わない食事が一般的であり、アブラと言えば動物の脂が主でした。
つまり、本来、食品中に含まれているアブラをしっかり摂取していれば、特に問題はないはずなのです。
個人的な見解ですが、現代病の多くの原因にはアブラが絡んでいると考えています。
食事にアブラが多すぎることで、身体がダメージを受けてしまっているのです。
一般的にはオメガ3が良いとされていますが、その効果に関しても、私は疑問視しています。
近年、なぜこんなにも身体の悪い人が増えているのか。
なぜ古代人には慢性疾患が少なかったのか。
その答えは、昔と今の生活習慣の違いに、ヒントがあるのではないでしょうか。
健康も、歴史から学べることが多々あるのです。

