症例報告 50代 男性 寝過ぎで起きた腰痛
2~3日前から腰が痛いという男性です。
ここ数年、毎年痛くなるらしく、去年も正月明けに腰が痛かったそうです。
去年はマッサージに行って良くなったそうですが、今回は整体を選ばれたようです。
原因は、お正月はずっと寝ていたからそのせいではないかと話されていました。
しかし、ずっと寝ているだけなのに痛くなるというのは、本来おかしな話です。
寝過ぎで痛くなった経験のある方は多いかもしれませんが、それは元々異常生じているからなのです。
痛みの確認のために腰を反ってもらうと、ほとんど直角に近い後屈です。
お腹が固まり、胸椎が動いていないように見えます。
また、実際に触ってみても、背中と腰に異常な張りがあり、お腹もパンパンで手が入りません。
股関節にもかなりの動きの制限があり、今まで腰が痛くなかったのが不思議なぐらいです。
長時間寝たことが引き金となって、ようやく腰痛を自覚するようになったのでしょう。
エネルギーや糖の代謝率をキネシオロジーによって調べていくと、どちらも低い数値です。
ミトコンドリアの働きも悪く、これでは治癒のプロセスがうまく回っていかないかもしれません。
こういう身体にも有効なのがやはりアレルセラピーです。
ミトコンドリアに働きかけて糖の代謝を正常化します。
さらにスパイクタンパク質やアルデヒドにも働きかけ、まずは治しやすい身体に整えます。
これらの処理をすると不思議と身体が柔らかくなります。
最初の緊張がなくなったところで、肝臓や腸、膀胱等の固くなった組織にアプローチをしていきます。
いくら腰の骨を緩めたとしても、お腹が固いと腰痛は良くなりません。
内臓由来の腰痛は意外と多く、今回もお腹が緩むと腰には柔軟性が戻ってきました。
古傷である骨折の痕の処置をします。
骨がくっついたとしても、実は元々の状態に戻ったわけではありません。
骨の固さが均一ではなくなり、これが身体の協調性を崩す大きな原因になります。
特に下肢は、筋膜が丈夫なため影響が大きい場所です。
この骨のトラウマについても処理をしていきます。
大きな原因はこの二つでしたが、病変が多く大変な状態です。
時間の許す限り、制限を取り除いていきます。
施術後は腰が軽くなったそうです。
痛み止めを飲んできたので分からない部分もありますが、大きく変化を出せたと思います。
身体のお手入れの必要性を説明し、今日は様子を見てもらいました。
急な症状は、外傷以外ほとんどありません。
すべてのものには原因があり、それが何かのきっかけで表に出てきているだけなのです。

