今も昔も変わらない
貝原益軒という人物はご存じでしょうか?
江戸時代に活躍した漢方医で、彼が著した養生訓という書物は今でも有名です。
養生訓は聞いたことは無くても、腹八分目という言葉なら誰でも知っていると思います。
この腹八分目こそ、養生訓に書かれている内容の一部です。
腹八分目
飲食は飢えないための行為だから、空腹感が満たされる以上に欲張って飲食してはいけない。
食べ過ぎたからといって消化薬を用いると、胃は薬の力に強く作用されて生来の働きをなくしてしまう。
酒・食・茶・湯などは適量と思う前に腹七分、八分の控えめにして、もう少しと思うところでやめること。
飲食のあとは必ず十分となる。
飲食を控えて我慢するのは、そんなに長い間ではない。
飲食するわずかな時間にこらえれば良いのだ。
飯なら二口か三口、おかずは一、二片だけ我慢して食べなければ害がない。
時代は変わっても、現代にも通用する養生法です。
欲望を抑える
面白い読み物があり、夜更かしして読んだとしよう。
その時はとても面白くても、翌朝寝不足で体調を崩すだろう。
欲望を抑えて体調を維持することが大事である。
これは現代でも、ついついやってしまいがちなのではないでしょうか。
夜遅くまでテレビを見ていたり、無意味にスマホをいじってしまったり…。
私も大いに心当たりがあり、反省することしきりです。
健康を維持するために大事なのは、欲望に負けないこと。
自己管理が一番大事なのは、今も昔も変わっていないようです。
