オステオパシーにおける骨の考え方


メカニカルリンク 骨のオステオパシー病変から抜粋

瘢痕化が完了する際には、瘢痕化を組織する過程、即ち新生組織の新たな秩序は永続しない。
あらゆる部分において、特に深部結合部において、それら瘢痕は内在的な動的エネルギーを保ち、その内在的な力動性は瘢痕に真の活動性を授け、その真の活動性とは時が経っても何からも制限を受けないのである(骨の記憶)。
距離の離れた瘢痕による障害は、何年もひそかに潜伏した後にしか出現し得ないのである。
(ルネ・ルリッシュ、疼痛の外科学、マッソン1940年)

修復中の骨組織は力線の方向付けを行う為の機械的作用が必要である。
好ましい力は圧迫と牽引である。
早期から、そういった部位への負荷は好ましい。
逆に、捻転や屈曲は仮骨を変形させてしまう。

全体的オステオパシー治療は行うことのできる早期から始めるべきである。
オステオパシーは古い骨性瘢痕や疼痛だけに適用すべきものではない。
オステオパシーは瘢痕化の初めから有効なのだ。
全体的オステオパシー治療は病的領域に対して、反復的に対照的行為を行うことで延長できるのである。