治癒のためには

施術の前には、身体の状態を必ず評価します。

股関節はきちんと動いているか。
足首に動きの制限はないか。
腰や背中の緊張はどうか。
お腹周りは固くないか。
頭はゆがんでいないか。
etc…

2回目以降の場合は、これらを検査した上で前回と比べて良くなっているかどうかを判断します。
それは私が施術をする上での絶対的な基準です。

例え、患者さんが、あまり変化がなかったと感じたとしても、決してぶれることはありません。
身体が変化していれば、時間の経過と共に症状は必ず良くなっていくからです。
身体が良くなっていない状態なのに、症状が良くなるということは絶対にありません。

身体には良くなろうとする力があります。
そしてそれは、いつでもどこでもどんな時でも常に働いています。
24時間365日、身体は良くなることしか考えていないのです。

不思議なのは、治癒力を信じている、信じていないかで、治癒の速さに差が出ることです。
治癒力を意識し、身体を大事にしている人は、不思議と治りが早い傾向にあるのです。
また、痛いところにフォーカスしている人より、良くなったことを意識している人の方が経過は順調です。

どんな病気であっても、治癒に導いているのは自分の身体です。
自分の身体を大切にすることなしに、治癒への道筋を切り開くことはできないのです。

仕事はしなければなりません。
しかし、仕事への付き合い方や、身体の労り方は自分の意識次第です。
治癒とは、ただ単に薬を飲めばよい、手術を受ければ良い、そういった話ではないのです。

自分の治癒力を信じて下さい。
自分の身体を大事にしてください。
そうすれば身体は、それに必ず応えてくれます。
逆に言うと、症状とは身体との付き合い方がうまくいっていないことの証明なのです。