野暮な話ですが

映画のスラムダンクが観客動員数1000万人を超えたようです。
私はリアルタイムで知っている世代ですが、それももう20年以上前の話。
今なお、衰えを知らないその人気ぶりには驚かされます。

ここからはネタバレ注意です。

山王戦の終盤に花道はプレイ中に負傷をします。
先日のネットのニュースですが、とある医師がそのケガについて考察をしていました。

花道はボールを追って、コートサイドにあるテーブルに、背中からものすごい勢いで落下しました。
明らかな外傷であり、まず疑われるのは落下部位の骨折です。

骨折は通常、相当な痛みを伴います。
受傷後もしばらくプレーを続けられていたのは興奮状態にあったからでしょう。

しかし、だんだんと痛みを感じる描写が多くなってきます。
立ったり座ったり、また動く過程でも顔をしかめています。
このため、椎体骨折や横突起骨折が疑われるとのことでした。

安西先生はプレイを続行することを許しましたが、指導者としては絶対に出場させるべきではありません。
名監督として描かれていますが、逆に選手を道具としか見ていない、サイコパスですらあるでしょう。
現代ではまずありえない選手起用であり、裁判沙汰にもなる話です。

花道はこの時、高校一年の16歳。
この歳では、今が一番かどうかは長い目で見た時には全く分かりません。
実際、スラムダンクのその後を描いた作品ではリバビリ中の花道が描かれています。
一瞬の輝きを犠牲にして負ったダメージは、漫画の世界でもとても大きかったようです。