良く考えて

Apple Watchで大腸菌などの「危険なバクテリア」が増殖、調査で判明
先日のニュースの見出しです。

私たちが使うものすべてには必ず菌が付着しています。
小さすぎて見えないだけであり、何千、何万個という細菌と常に共生関係にあります。
一見きれいなように見えても、一つも菌がいないという環境は通常あり得ません。

この記事に関しても、特別騒ぐようなことなのかなというのが、私の感想です。
アップルウオッチは、時計という性質上、汗もかきますし蒸れもします。
ましてやデジタルデバイスゆえに、普段洗ったりもしないはずです。
これが普通の腕時計だったとしても、同じような検査結果だったと思います。

同じような話で、以前はスマホ本体は便座と同じぐらい汚れていることがニュースになりました。
今や身体の一部にまでなっているスマホであれば、不思議でもなんでもありません。

このニュースでは、結局、汚いのでアルコールで消毒をしましょうということを呼びかけています。
しかし、実際問題として、これで体調不良になった人はどのぐらいいるのでしょうか?

この結果では多くの大腸菌が検出されたということですが、大腸菌は私たちの常在菌の一種です。
大腸菌を含めて、60兆を超える細菌が私たちと共生関係にあります。
むしろ、一番汚い存在が自分自身だということです。

ここで気付かなくてはいけないのは、決して菌が悪いわけではないということです。
菌が悪さをするのは、自分の健康状態が悪いためにコントロールが効かなくなった結果です。

過度な不潔は健康を損ないますが、多少不潔であっても直ちに影響を受けるわけではありません。
こんなにもキレイになったのは現代が初であり、私たちはそもそも不潔でずっと生き抜いています。

コロナ騒ぎもそうですが、このような話はまさに現代病です。
消毒が病気の予防ではありません。
健康こそが最大の防御なのです。