ここまで来たか…
肌はツルツル、頭脳明晰で、病気知らず…思い通りの子を作れる「ゲノム編集ベビー」を人類は否定できる
世界各国で遺伝子研究が急激な発展を遂げている。
https://president.jp/articles/-/74195?page=1
北海道大学客員教授の小川和也さんは「すでに、自分に対して改変された遺伝子を注射する人体実験や、ヒトとサルの“キメラ”を生み出す研究が進んでいる。
中国では生まれる前に遺伝子操作をほどこした“ゲノム編集ベビー”がすでに誕生しており、人間の科学は神の領域を侵食しつつある」という――。
クリスパーキャス9という遺伝子編集技術は、革命的な技術です。
簡便で安価という特長を持つこの技術によって、遺伝子の研究は一気に身近なものへと変化しました。
このような問題が表面化するのも、時間の問題だったでしょう。
人間に関しては倫理上の問題から様々な議論の場が設けられています。
しかし、食べ物においては、すでに遺伝子編集された食品が広く市場に出回っています。
外食や加工食品ではすでにメジャーな存在であり、気付かないうちに口にしているでしょう。
果たして、病気にならないとは、正しいことなのでしょうか。
遺伝病と言われるものに関しては、確かにその技術の存在意義は大きいでしょう。
しかし、もし遺伝子改変によって不老不死になった人間がいたとして、それで幸せなのか?
いつまでも若くしていられたとしても、個人的には、不老にはなりたいとは思いません。
私は元々丈夫な方ではありませんが、病気になることで身体を学びました。
一病息災とは、かえって病気をした方が健康でいられるということです。
病気をするからこそ、健康が輝きだす。
果たして、全く病気をしない身体は人間にとって有益なことなのでしょうか?
生老病死、なぜ人間は苦しみから逃れることができないのか。
それは人生とは学びの旅であるからです。
体験することで人間は学び、魂は学んだ分だけ進化していきます。
学びの機会を自ら失う人間の行きつく先とは、一体どこなのでしょう。
何でも自分の思う通りにできるはずと考えるのは、大きな思い上がりです。
私は人類が、いつか大きなしっぺ返しをくらうような気がしています。

