絶対の信頼は危険
国が嘘をつくわけがない。
国民のために、国民の事を考えて、国民が豊かになるような政治をしている。
しかし、歴史を知ると、それが必ずしもそうではないことが分かります。
例えば、水俣病の問題です。
水俣病は我が国における20世紀最大の公害問題です。
有機水銀によって脳神経が侵されてしまい、知覚障害や運動障害等、様々な症状を引き起こします。
水俣病と認定された患者数は2262人ですが、実際にははるかに多くの患者がいると考えられています。
水俣病は、工場が触媒として利用していた有機水銀を、そのまま排水していたことが悲劇の始まりでした。
海に流れた有機水銀は、生き物たちの食物連鎖によって、どんどんと濃度が高くなってきます。
そのため、大きな魚になればなるほど、高い濃度の有機水銀を体内に含んでいます。
汚染された魚を食べた人間が、次々と水俣病を発症してしまったのです。
しかし、原因が有機水銀であると判明するまでには長い時間がかかりました。
実は、この工業廃水を垂れ流していた会社は、財界や皇室、創価学会と深い間柄にあったのです。
そのため、厚生省の調査では有機水銀が原因と結論付けたにも関わらず、握りつぶされてしまいました。
そして、水銀原因説に否定的なメンバーを集めた新しい協議会を発足させ、自分たちが有利になるよう、事を進めようとしたのです。
この政府による操作によって、水俣病の解決への取り組みは、遅れに遅れることとなりました。
結局は、国も最終的には原因が有機水銀であること認定しましたが、それは発見から34年後のことです。
しかし先日、大阪地方裁判所の水俣病の認定を不服として、国は大阪高等裁判所に控訴しています。
問題は未だに解決していないのです。
何のことかは言いませんが、現在、同じようなことがまた起きようとしています。
ここのところの異常な死者数の増加は、何が原因なのでしょうか。
国の言うことをそのまま鵜呑みにすることが危険であることは、歴史が証明しています。
今はネットの時代であり、自分で調べれば、その危険性は十分に理解できます。
頼りにすべきは国ではなく、最終的には自分を頼りにするべきなのです。

