食べられなくなったら終わり
「地震さえなければ100歳まで生きられた」避難所生活が長期化する中 高まる災害関連死のリスク
能登半島地震の発生からまもなく1か月です。「地震さえなければ100歳まで生きられた…」。
災害関連死で母を亡くした男性が思いを打ち明けました。石川県能登町に住んでいた、蔵やよゐさん(98)です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/968222?display=1
長引く避難所生活の中、やよゐさんは今月11日、朝食のおかゆをのどに詰まらせ亡くなりました。
災害関連死と認定されました。
地震さえなければ、体調を崩さなかったのではないかと純男さんは悔やみます。
生物の進化は腸から始まりました。
変化する環境に適応するためには、多様な機能を獲得する必要があります。
しかし、多様な機能を実現するためには多量のエネルギーが必要であり、光合成では賄いきれません。
そのため、他からエネルギーを得る手段として、生物は消化を選びました。
進化のためには、まず消化吸収が大事だったのです
やはりたくさん食べる方は非常に元気です。
逆に、食べられる方だからこそ、元気ともいえるでしょう。
食べるとは、人生の楽しみでもあり、元気のバロメーターでもあります。
認知症の老人が、食べたばかりなのに”ごはんはまだ?”と繰り返すのも食への強い本能でしょう。
震災がきっかけで亡くなったのは間違いありませんが、死なない人間はいません。
医療の進化によって、現代人は、人がいつまでも死なないものと勘違いしています。
家族には悪いですが、今までは生かされていたとも言えますし、遅かれ早かれの問題だったでしょう。
生物は、老化と共に機能が衰え、食べられなくなり、最後は必ず死にます。
ただ生きているだけの延命治療とは、一体何をもたらすものなのでしょう。
生きとし生けるものは、食べられなくなったら終わりなのです。

