気づいた時には遅い

動脈中のマイクロプラスチック、心臓発作と脳卒中のリスクを高める可能性

主にイタリアの研究者で構成される研究チームは、無症候性の頸動脈疾患の治療で手術を受けた患者から摘出した動脈を詰まらせるプラークを検査した。
首の両側にある頸動脈は脳に酸素と血液を運ぶ主要な血管であり、この血管が狭くなると脳卒中のリスクが高まる。

研究者らは切除された脂肪質(アテローム)を調べ、さらに被験者257人を術後3年近く追跡調査。
その結果、頸動脈プラークにマイクロプラスチックが確認された人は、そうでなかった人に比べて、致死的ではない心臓発作や脳卒中の発症、何らかの原因での死亡が約4倍多いことがわかった。
マイクロプラスチックを含んでいたプラーク組織はまた、炎症が増えている徴候を示していた。

規模が小さいながらもこの研究はマイクロプラスチックと心血管疾患を関連付けた初めてのものとなる。
だが論文には、この結果は因果関係を証明するものではなく、喫煙や運動不足などの他の要因が健康状態を左右する可能性があると明記されている。
それでも研究者らは、今回の研究結果はプラスチックが健康に及ぼす危険性に関する一連の研究に加わる重要な発見であり、より大規模かつ広範に調査されるべきだと指摘している。

https://forbesjapan.com/articles/detail/69721

これだけ日常にプラスティック製品にあふれていれば、体内に侵入していても不思議ではありません。
今度、より一層、このような報告は増えていくでしょう。

すべての物事は、現時点でのエビデンスだけでは判断することができません。
過去には無害だと言われていたものでも、後にその害が明らかになるケースは少なくありません。

例えば、水俣病はメチル水銀が原因で起こる病気ですが、当時水銀による影響は否定されていました。
水銀で奇形児が生まれるという論文はない。
厚生労働省は水銀による影響は認めていない。
今では当たり前のことでも、このような論調だったのです。

水俣病の原因がメチル水銀だと分かるまでには12年の年月がかかっています。
さらに、メチル水銀の海へのたれ流しがストップするまでは36年間を要しています。

私たちは果たして、悲惨な過去をきちんと教訓にできているのでしょうか。
コロナワクチンにおいては全く同じようなことが繰り返されています。
どんどんワクチン後遺症の認定者が増えていますが、本当の解決までには相当の時間を要するでしょう。

足尾銅山事件で有名な田中正造はこのような言葉を残しています。

真の文明は
山を荒らさず
川を荒らさず
村を破らず
人を殺さざるべし

現代はすべて逆な気がしますが、本当に文明社会なのでしょうか。