体が男は大きなアドバンテージ
【パリ五輪】ボクシング女子の性別騒動、IOCとIBAが批判の応酬…組織の論理とエビデンス不足で誹謗中傷が過熱
パリオリンピックのボクシング女子で、性別をめぐる適性資格についての憶測が飛び交い騒動になっている。
昨年の世界選手権で不適格とされた66キロ級のイマネ・ヘリフ選手(アルジェリア)が、今回のオリンピックでは出場が認められた。
ところが、対戦相手が試合開始早々に強烈なパンチを浴びて「自分の命を守らなければならなかった」と棄権したことからSNS上などで「性別」をめぐって波紋が広がった。
性の多様性は、スポーツ界でも広く論じられるようになってきたが、オリンピックに出場中の選手に性別の疑義が生じるのは異例の事態だ。必要なことは憶測に左右されない冷静な視点。
そのためにも、エビデンスに基づいた情報が待たれる。
女子ボクシングの性別問題が話題になっています。
途中棄権したイタリアの選手は、
「自分のために『ストップ』と言った。自分の命を守らなければならなかった」
と涙ながらにコメントしています。
なぜ、男女でで闘うことが問題なのでしょうか。
まず、男女ではそもそもの筋肉量に差があります。
男性と比べた場合、女性の筋肉量は上半身は50%、下半身は70%程度しかありません。
また筋肉の強さ自体も、男女での骨格の違いや筋肉の組成の違いがあるため、男性の50〜60%程度に留まります。
同じ階級同士でも、男女では、そもそもの体の強さやパンチの強さに、大きな差があるのです。
これには、性別を決定する遺伝子であるY染色体が関係しています。
Y染色体は男性らしさに関係する遺伝子であり、男性ホルモンの分泌に関わっています。
男性ホルモンは骨格を大きくしたり、筋肉の発達を促す働きを促す作用を持つホルモンです。
男女ではその分泌量に10〜15倍程度の差があるため、男性の方が圧倒的に力が強いのです。
いくら心は女性だと言っても、そもそもの体が別物。
男女は元々、力においては平等ではないのです。

