赤痢とは
赤痢菌による食中毒 東京・赤坂の飲食店で発生 全国的には2018年以来 都内では2000年の統計開始以来初
東京都は16日、東京・赤坂の飲食店で赤痢菌による食中毒が発生したと発表しました。
東京の港区みなと保健所によりますと、先月31日と今月1日に赤坂の飲食店「トムボーイ赤坂店」で食事をした20代から30代の男女5人が下痢や発熱などの症状を訴え、うち2人の検体から赤痢菌が検出されました。
1人が入院しましたが、すでに退院しています。
港区みなと保健所は、患者全員に共通する行動がほかになかったことなどから、この飲食店で発生した赤痢菌による食中毒と断定し、飲食店に対して16日から7日間の営業停止を命じました。
厚労省の統計によりますと、赤痢菌を原因とした食中毒の発生は、全国的には2018年以来となり、都内では統計をとり始めた2000年以来初めてです。
赤痢のニュースが話題になっています。
一体、どのような感染症なのでしょうか?
赤痢とは、赤痢菌によって引き起こされる感染症です。
赤痢菌に汚染された飲食物の摂取によって感染します。
赤痢は、感染後1~5日程度で急激に発症します。
発熱、腹痛、水様性の下痢が主な症状であり、重症例だと血便を伴うこともあります。
血液交じりの下痢が見られることから”赤痢”と名付けられています。
かつては日本にも多い感染症でしたが、衛生環境の改善などによって今ではほぼ見かけません。
日本における赤痢感染者は、海外からの帰国者がほとんどです。
赤痢菌は繁殖力が非常に強い菌です。
手指や食品がほんの少し汚染されているだけでも感染してしまうため、十分な注意が必要です。
日本ではО157と同じ3類感染症に指定されています。
今回赤痢が発生したお店は、イタリアン居酒屋のようです。
よっぽど衛生管理に問題があったのか、それともスタッフの誰かが海外渡航者だったのでしょうか。
やはり衛生の悪化は最大の感染症要因です。
先日甥っ子がトイレの後に手を洗わなかったのを注意しましたが、やはり不潔は禁物です。
過度の清潔は問題ですが、ほどほどに清潔をこころがけましょう。

