便利を疑え

最近のファミレスでは、配膳ロボットを使っているところが増えています。
久々に行ったサイゼリヤも、いつの間にかロボットが使われていてびっくりしました。
ルンバの普及を考えると、それも当然なのかもしれません。

経営において、人件費は一番のコストです。
配膳をロボットに任せることは、収益改善の点では優れた方策なのでしょう。

しかし、店員さんを見ていると、かえって忙しくなったようでバタバタとしています。
また、通路のカートには食器がたくさん溜まっていて、片付けが追いついていませんでした。
店員さんも余裕がなくなっていて、接客はあまり良いとは感じませんでした。

この世には、等価交換というルールがあります。
便利になるということは、その反面、失うものもあるということです。

件のファミレスでも、カスタマー目線では、サービスやホスピタリティは低下しています。
スタッフのにおいては、人員が減ったことで、業務の負担が増えています。
また、社会という視点では、雇用の減少が起こっているでしょう。

ロボットの投入によって、目先の利益は増えているかもしれません。
しかし、大きな視点ではかえってマイナスが増えています。

今の世の中、このようなことばかりです。
私たちは、もっと便利を疑うべきではないでしょうか。