病気の理由を考えろ
寒暖差で10月急増「咳ぜんそく」 秋に要注意“長引く咳” ほかの病気が潜んでいるかも
朝晩と日中の寒暖差が大きくなって、体調を崩しやすくなっています。
寒暖差が大きくなる10月に増えるのが、「咳ぜんそく」という症状です。
東京の最高気温と最低気温です。
10月2日は最高気温と最低気温との差が9.9℃ありました。
4日も寒暖差が8.1℃、7日は9.2℃、8日は10.2℃でした。
12日からの3連休も、10℃前後の寒暖差が予想されています。
池袋大谷クリニック 大谷義夫院長
「寒暖差が7℃以上あると、体調を崩しやすくなる。その日の気温差だけでなく、前日との気温差や室内外の温度差も、体の負担になる」
池袋大谷クリニックでは、10月の患者の8割を超える人が「咳ぜんそく」だそうです。
「咳ぜんそく」は、風邪や寒暖差などをきっかけに気管支が炎症を起こし発症します。
ちょっとした刺激で咳き込み、一度出だすとしばらく止まりません。
寒暖差で「咳ぜんそく」が増える理由です。
冷たい空気を吸うことで、気道のアレルギー、免疫反応が誘発され、気管支が炎症を起こすためです。
暖かったのが一変し、また急に涼しくなりました。
本来ならこのぐらいの気温が当たり前の時期ですが、今年は変化にグラデーションがありません。
適応には時間がかかるため、急な変化は体に堪えます。
気管は外と中をつなぐポイントでもあるため、特に負担がかかる場所です。
引っかかるのは咳ぜんそくが増えているということです。
寒暖差だけで言えば、真夏の屋外と冷房の効いた室内では、10度以上あることもあるでしょう。
体はそんなことで炎症を起こすような、もろいものなのでしょうか。
そもそも、咳ぜんそくは昔はなかった病気です。
近年になって定義された病気で、8週間以上にわたり咳の症状だけが続いている病態を言います。
寒暖差が炎症が起こったとして、そんなにも長く続くものなのでしょうか。
なかなか良くなっていかない理由が天気だけにあるとは思えません。
今年は、マイコプラズマ等の感染症が過去にないほど流行っているのはなぜでしょう。
令和6年は病気の当たり年なのでしょうか。
治癒力がうまく発揮できるかどうかは体の状態次第です。
日本人の体に、何か問題が起きているような気がしてなりません。

