敗血症とは
「おすぎとピーコ」 兄のピーコさん死去…「笑っていいとも!」で人気、おすぎは葬儀に参列できず
双子タレント「おすぎとピーコ」の兄で、ファッション評論家のピーコ(本名・杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんが9月3日、敗血症による多臓器不全のため、神奈川県内の病院で死去していたことが20日、分かった。79歳だった。
双子のおかまで一世を風靡した、ピーコさんが亡くなりました。
ファッション評論家というよりも、私にとっては面白いおじさんという印象でした。
敗血症で亡くなったとのことですが、敗血症とは一体どういった病気なのでしょうか?
敗血症とは、細菌やウィルスの感染によって全身に様々な病態が及んでしまった状態です。
心臓、肺など体の重要な臓器の機能が障害されてしまって、命に関わります。
普通の感染症は、のどや鼻、気管といった一部の臓器に限られます。
しかし、敗血症の場合は炎症が全身に広がってしまい、徐々に臓器が障害されていきます。
下痢、嘔吐、頭痛、呼吸困難感、咳、体温異常、悪寒、ふるえ、手足の冷え、心拍数の上昇、呼吸数の増加等…。
意識低下や錯乱などの精神症状が現れるケースも少なくありません。
また、敗血症は状態が悪化しやすいのも特徴で、進行すると血圧の低下や尿量の減少、呼吸困難などの重篤な症状に陥ります。
さらに、臓器の血流が低下すると機能も損なわれてしまうため、臓器の壊死にまで事が及んでしまいます。
それが進行し、複数の臓器が障害されてしまった状態が多臓器不全です。
健康であれば、よっぽどではない限り敗血症になることはありません。
免疫が外敵の侵入を防いでくれるからです。
もし侵入したとしても、通常は外界とのつながりがあるのどや鼻、気管支止まりです。
敗血症になるのは圧倒的に高齢者が多く、何かの基礎疾患を抱えていたり、ベッドでの生活が長かったりするケースです。
元々体が弱っているので、簡単に感染が広がりやすいのです。
ピーコさんは近年体調を崩し、認知症も患っていたそうです。
体の状態は相当悪かったのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。

