取捨選択が賢いやり方

世間では非難されていても、私はある程度、トンデモ療法と言われるものに寛容だと思います。
自分ではやろうと思いませんが、熱を冷ますための馬肉湿布やキャベツ湿布もアリだとは思います。

しかし、そんな私でも現代にこのようなやり方はないだろうと思うことがあります。
例えば、灸における膿出しです。

昔の灸は、わざと火傷をさせて化膿させるのが一般的でした。
膿と一緒に悪いものが出ると考えられていたからです。

確かに、化膿させることで持続的にツボを刺激する効果は期待できるでしょう。
しかし、その反面、痕が残るし、とても熱くて痛い治療です。
お灸にお仕置きのイメージがあるのは、このためでしょう。

効く治療だとは思いますが、感染症やコンプライアンスが厳しくなった現代にはフィットしません。
他のやり方でも代用が効くので、このリスクを冒すメリットはあまりないでしょう。

また、同じように、あえて傷を塞がないほうが毒素が出ていくと考えられていたこともありました。
特にこの療法は失明の予防に良いと言われていたこともあり、あえて治そうとしなかった人もいるそうです。
やはり現代ではありえない治療です。

鍼灸やホメオパシーなども一部の間ではトンデモ療法扱いされていますが、こちらは間違いなく効く療法です。
先人の知恵を現代の眼でしっかりと精査し、偏りのない目線で取捨選択をすることが賢い方法なのかもしれません。