医療用AI

日本語学習した医療用AI開発 医師国家試験解答も合格基準

日本語の医学関連文書などを大量に学習した医療用生成人工知能(AI)の「大規模言語モデル(LLM)」を、政府主導で開発したことが29日、関係者への取材で分かった。問診結果から病名候補を示すことができる。
近く公開し、医療機関で診療支援や業務の効率化に活用してもらうほか、企業や研究機関によるAIの製品開発を促したい考え。  

LLMは生成AIの基盤となる技術。医療用LLMは海外でも開発されているが、日本語による学習データの比率が極めて低く、日本人特有の病気などの実態が反映されない恐れがある。
海外製を使うことによって個人情報が国外流出する懸念もあり、政府プロジェクトの一環として国立情報学研究所などのチームが国産LLMを開発した。

性能を評価するため医師国家試験を解かせたところ、合格基準を超え、海外製も含めた最先端のLLMの中でトップクラスの得点を挙げた。

病気の診断は、AIにはもってこいの分野でしょう。
大量学習はAIの得意分野であり、様々な症例を学ぶことによって精度はどんどん高くなっていきます。
今はまだ物珍しいトピックですが、AIに病気を診断されていく世の中が、今後はオーソドックスになっていくでしょう。

それでは、医師の役割とは一体何なのでしょう?
医師を検索すると、”医療および保健指導を掌り、病気の治療や予防、リハビリテーション、研究などに携わる医療従事者”と表示されます。
しかし、この結果に照らし合わせると、診断や投薬の指示はAIに取って代わられてしまうような業務です。
現状の3分診療の在り方では、医師の存在に意味を見出すことができなくなってしまうのではないでしょうか。

人は、話すことで癒されます。
体は、触れられることで緩んでいきます。
病は、身体と対話をすることで良くなっていきます。
AIの診断がいくら正確でも、医の基本は手当です。
人は人にしか癒すことが出来ないと私は考えています。

増大していく医療費に頭を悩ませる政府にとって、効率的な医療の提供者となるAIはどんどん導入されていくでしょう。
今後、医師という存在はあり方を大きく問われるかもしれません。