便利は能力を奪う
若年層も注意!「人や物の名前が出てこない…」もしかしたら“スマホ認知症”かも…原因は「スマホの使い過ぎ」?
皆さん、「おとといの夕飯に何を食べたのか」パッと思い出せますか?
すぐに出てこない人は、スマホの使い過ぎによる“スマホ認知症”かもしれません。
「認知症」と「スマホ認知症」には違いがあります。
「認知症」とは、情報を脳にインプットすることができなくなっていく。
「海馬」と呼ばれる部分が萎縮していってしまうので、情報を取り入れることができなくなる。
つまり、記憶ができない状態です。
一方で、「スマホ認知症」とは、スマートフォンを目的もなく見ていると、情報がどんどん脳に入ってきます。
その膨大な情報に脳が疲れてしまうことにより、今度は情報を取り出すことができなくなってしまう。
記憶している、覚えている。
しかし、その引き出しがどこにあるのかが分からない、引き出しから取り出せなくなってしまうというのが「スマホ認知症」です。
人間は、良くも悪くも適応する生き物です。
体にとってスマホ認知症とは、ただ環境に適応した結果であると言えるでしょう。
ポジティブな適応と言えば、その代表は筋トレでしょう。
筋トレは、体にかかる負荷に対し、筋肉を増やして適応した結果です。
また、しばらく運動をしていないと動けなくなるのも、適応の結果です。
体は常に環境に合わせて働き、かつ、効率的に働こうとします。
便利になればなるほど、今までできていたことができなくなっていきます。
今、自分以外の電話番号をいくつ言うことがでしょうか?
私が子供の頃は、複数言えるのが当たり前でしたが、今それができる人は少数でしょう。
さらに、現代人は火を起こすこともできないし、60キロを背負うこともできません。
文明の発達につれて人間が衰えていくのは、ある意味当たり前の話なのです。
AIが当たり前になれば、思考の能力はどんどん衰えていくでしょう。
便利と人間の能力は、はっきりと反比例関係にあるのです。
人類は緩やかに、破滅の道を歩んでいるのかもしれません。

