本来食べるべきもの
うどんを食べて育ったウニ「讃岐うどん雲丹」が誕生 海藻を食べたウニより身は白く成長早い
「いけすの中にたくさんのウニが入っています。一見普通のウニに見えますが、餌として与えられているのはうどんです」
うどんだけを食べて育った「讃岐うどん雲丹」です。
和食店やうどん店を展開する「遊食房屋」と、多度津高校水産科の生徒、香川大学が2023年11月から共同研究を行い、完成しました。
「讃岐うどん雲丹」は海藻を食い荒らし、貝や魚のすみかを破壊する「ムラサキウニ」を捕獲して育てたものです。
食べるのは、店で食べられず、本来は捨てられるうどんです。
本来のエサであるワカメやコンブなどの海藻を食べたウニよりも身が白く、成長が早いのも特徴です。
以前も類似のニュースで、キャベツを食べて育ったウニというのを見ました。
ウニは元々、食欲旺盛で、かつ雑食の生き物であるため、何をあげても育つそうです。
このような取り組みは、フードロスとウニの食害を解決する一石二鳥の飼育法と言えるでしょう。
それでは、味はどんな風に違うのでしょうか。
昆布を食べて育ったウニは、濃いオレンジ色で濃厚なうまみと磯の香りを持つようです。
キャベツを食べて育ったウニは、黄色みが強く、苦みがなく甘みが際立つそうです。
うどんを食べて育ったウニは、白っぽく、磯臭さが少なく甘みが強いそうです。
代用は出来ても、やはり昆布を食べて育ったウニには敵わないようです。
インスタント食品やコンビニ弁当は、栄養やカロリーという面では代用ができるかもしれません。
しかし、あくまでも代用であり、健康を考えた時にはそれが一番ではありません。
一見健康そうに見えても、やはり細かいところの健康は失われています。
それは、触っていて体の質が違うことから、私は確信を持って言えることです。
ウニが昆布を食べるように、自然の物を食べるのが人間の本来の食性なのです。

